[本日の見通し]石油=上昇、通信機器爆破は15年以上の計画か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2025年2月限は上昇。ただ、夜間取引で上げは一服して
いる。
 レバノンではポケットベルだけでなく、スマートフォンや自動車、ソーラーパネルな
ど様々な工業製品が爆発・炎上したと伝わっている。デイリー・メールによると、イス
ラエル諜報部は欧州企業を通じて爆薬入りの電子機器を数年間に渡って製造したほか、
米ABCが伝えた米諜報筋によれば、通信機器に爆発物を仕掛け敵対勢力を排除する作
戦は15年以上にわたって計画されていたという。
 イスラエル当局はこの作戦について公式に認めておらず、何に爆発物が仕掛けられて
いるのか全容は不明だが、BRICSを中心とした非西側社会では、西側製品の忌避が
起こることは避けられないだろう。命を守るためには、西側の飛行機や自動車、軍需製
品、家庭用家電は買えない。電気自動車は大型の爆発物である。経済の土台である信頼
が崩壊しており、不況ではなく、恐慌を想定しておくべきだろう。
 時間外取引でニューヨーク原油11月限は前日比0.12ドル安の71.04ドルで
推移。本日これまでのレンジは71.01〜71.20ドル。
 原油2月限の予想レンジは6万2500円から6万3500円、ガソリン先限は8万
0500円から8万1500円、灯油先限は7万9500円から8万0500円。
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