[9月23日からの1週間の展望] −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 週間高低(カッコ内は日付) 9月17日〜9月20日 始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比 <東 京> 先限 34,630 34,630(17) 34,630 (17) 34,630 ± 0 ====================================== <シカゴ>19日終値 前週末比 |<週間統計データ> (9月12日まで) 24/12 405.75 -7.50 |週間輸出検証高:52万1,118トン 25/ 3 424.25 -6.75 |週間輸出成約高:84万7,300トン −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 142.08円 前週末比 1.17円の円安 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【前週のレビュー】とうもろこし期近11・1月限は下落の可能性が高い。新規売買 を仕掛けるにはリスクが高過ぎる。 【とうもろこし先限は実商いがない状態が続く】 とうもろこし先限は実商いがなく、3万4630円(帳入値)で横バイ状態。他限月 も商い成立は期中5月限が1枚あったのみで、それ以外は出来ず。シカゴ市場の天候相 場が終焉し、関心がさらに薄れ、新規売買はほぼない状態。円相場が一時、1ドル= 139円台まで上昇したが、143円台に反落場面があり、円高基調が続かず、新規材 料不足。 引き続き、最も取組高の多い期近11月限の手じまい売買があるか、3万5100円 で割高感のある期近1月限が他限月にサヤ寄せするが注目要因。月末接近で一気に期近 の手じまい売買が進む可能性あり。 来月15日に納会となる期近11月限の残玉は19日時点で599枚。全体の73% を占めている。2番限以降の取組高が増えておらず、現状からすると、11月限が納会 後は、200枚台まで減り、その後も徐々に減少し、大豆、小豆と同様に事実上、売買 停止となる可能性が高い。 【シカゴコーンはもみあい、ハーベストローを試す可能性】 シカゴコーンはもみあい。天候相場から需給相場への移行期にあたり、次の相場に向 けたエネルギー蓄積期間。米国産コーンの収穫が始まり、15日時点で収穫進展率は 9%。初期段階ではあるが、平年の6%を上回り、収穫作業は順調だ。 24年9月限が13日に390.75セントで最終取引(納会)を迎え、16日から 12月限が1番限となった。16日からの12月限はで概ね405〜415セントのレ ンジ相場。19日は売り優勢となり、405.25セントまで下落。節目の400セン トが支持線として意識されるが、収穫の進展を弱材料にまとまった売り仕掛けがあれ ば、400セント割れとなり、ハーベストプレッシャーロー(収穫期の安値)を試す可 能性はあるのではないか。小麦、大豆の動向にも左右されよう。 8月20日時点で16万枚を超えていた大口投機家の売り越しは8月後半から減少と なり、9月10日時点で4万7760枚まで減少。11日以降も一段と減少していると みられる。今年の米国産コーンの豊作を徐々に織り込み買い戻しが先行した。ただ売り 姿勢は根強い。20日の引け後に発表される17日時点の建玉明細を確認したい。 <当面の予定(イベント・経済統計)> 23日 ●振替休日 ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2024年9月速報(Markit) ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2024年9月速報(Markit) 米週間穀物輸出検証高(USDA) 作柄報告(USDA) 土壌水分報告(USDA) 24日 ●南ア(文化遺産記念日) キャッシュレートターゲット公表(オーストラリア準備銀行) 独景況感指数 2024年9月(ifo) 米ケース・シラー住宅価格指数 2024年7月(S&P) 米消費者信頼感指数 2024年9月(カンファレンスボード) 25日 米新築住宅販売 2024年8月(商務省) 26日 金融政策決定会合議事要旨公表 7月30-31日分(日本銀行) 政策金利公表(スイス国立銀行) 米国内総生産 2024年4-6月期確報値(商務省) 米耐久財受注 2024年8月速報値(商務省) 米新規失業保険申請件数(労働省) 米中古住宅販売仮契約指数 2024年8月(全米不動産協会) 米週間穀物輸出成約高(USDA) 27日 中国工業利益 2024年8月(国家統計局) 独雇用統計 2024年9月(連邦雇用庁) 米個人所得・支出 2024年8月(商務省) 米卸売在庫 2024年8月速報値(商務省) 米消費者信頼感指数 2024年9月確報値(ミシガン大) 建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。
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