−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/11 1,033.50 1,039.00 1,026.50 1,034.00 - 3.75 2025/01 1,052.00 1,056.75 1,045.00 1,052.50 - 3.50 2025/03 1,065.00 1,071.75 1,060.50 1,067.75 - 3.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 未集計 219,215 893,232 (+ 13,473) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(10月3日までの週) 大 豆:143万1345トン(前週改定値:68万2852トン) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米農務省発表の週間大豆作付け進度報告(9月29日までの週) 大豆:落 葉:81%(前週65%、前年82%、平年73%) 収 穫:26%(前週13%、前年20%、平年18%) 「良」以上:64%(前週64%、前年52%) 「劣」以下:11%(前週10%、前年18%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米気象庁発表の6−10日予報(10月13日−10月17日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は期近が小幅続落。終値の前営業日比は3.75セント安〜1.75セント高。 中心限月の11月限は8.25セント安の1037.75セント。 大豆粕の下落、収穫の進展が売り材料となり、期近が軟調な展開を強いられた。週間 輸出検証高が前週より増加したこと、ドル高一服、南米産地の乾燥警戒感が下支え。 11月限は1033.50セントで取引を開始した後に値を落とし1026.50 セントの安値を付けたが、その後はシカゴの時間帯に向かって値位置を切り上げる足取 りを展開。1033セント台に達したところでもちあいに転じた。大口成約の発表もあ って地合いを引き締め1039セントの高値まで急伸する場面も見られたがすぐに値位 置を戻し、終盤は1034〜1036セントのレンジを中心に高下。マイナスサイドか ら脱することは無かったがこの日の高値圏を維持して終了。 米農務省(USDA)発表の10月3日までの大豆週間輸出検証高は143万 1345トンで前週の68万2852トンを大幅に上回った。累計輸出量は336万 0626トンで前年同時期の339万3693トンをおよそ0.9%下回った。 USDAによると10月6日時点の大豆落葉率は90%で前年の91%を下回った が、平年の85%は上回った。収穫率は47%で前年の37%、平年の34%を共に上 回った。一方、作柄のうち良以上は63%で前週から1%低下、劣以下は11%で前週 と同率。 USDAは仕向け地不明で24/25年度積み、17万2500トンの大豆の大口成 約を発表した。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは気温は低下しているが、降雨の発生は無くコーンと大豆の成熟およ び収穫が進行。五大湖周辺北部では所々で降霜が確認された。一方、中西部南部では冬 小麦の作付が進行。 ミルトンはフロリダ州のメキシコ湾岸地域に達する前にカテゴリー3のハリケーンに 発達するもよう。ミルトンは次第に発達して大型化しながら東部に向かって進む見込み で、フロリダ半島に大規模な被害を与えるリスクが高まっている。米国東部では気温が 低下するものの、降雨の発生は無いもよう。 6〜10日間予報に関しては10月12日〜10月16日にかけて全国的に気温は平 年並〜平年を上回る一方、雨量はフロリダ半島および大西洋北西部以外では平年以下〜 平年並にとどまるだろう。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約) プレーンズでは平年を上回る気温が続くなか、土壌水分の乾燥が進んでいる。9月 29日時点の冬小麦の収穫ペースはオクラホマ州及びサウスダコタ州では平年を下回っ ている。ただ、気温が上昇し降雨が発生しないなかで夏穀物の成熟および収穫が進行 中。 米南部ではハリケーン・ミルトンがメキシコ湾岸西部で発生。このハリケーンは東部 に向かって進行中で、9日水曜日にはフロリダ半島に達すると予想される。一方、アパ ラチア山脈南部では降雨の発生がないなか、先のハリケーン・ヘレーヌで受けた被害か らの復旧作業が進行中。 大豆製品は、大豆粕は軟調な大豆の足取りに追随したが、一方の大豆油は原油高が強 気材料視されたうえ、大豆粕とのストラドルに絡んだ取引が意識されるなか堅調で終 了。大豆粕12月限は前日比6.50ドル安の324ドルで終了。 今日の材料 ・コーンベルトでは気温は低下しているが、降雨の発生は無くコーンと大豆の成熟 および収穫が進行。 ・10月3日までの大豆週間輸出検証高は143万1345トンで前週の68万 2852トンを大幅に上回る。 ・10月6日時点の大豆落葉率は90%で前年の91%を下回ったが、平年の85% は上回る。 ・収穫率は47%で前年の37%、平年の34%を共に上回る。 ・作柄のうち良以上は63%で前週から1%低下、劣以下は11%で前週と同率。 ・USDAは仕向け地不明で24/25年度積み、17万2500トンの大豆の大口 成約を発表。 MINKABU PRESS
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