●論点解説原油、中東の万が一を警戒=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 中東情勢の緊迫化が改めて原油相場を刺激している。原油供給に実害は生じていない
が、戦闘状態が激化すると不測の混乱が生じかねないとの警戒感が強い。特に、イラン
のミサイル攻撃に対するイスラエルの報復が近づいているとみられるが、まだ石油施設
が攻撃対象になるリスクを完全に払しょくできない。仮にイラン産原油供給が大きく減
少すれば、5ドルや10ドルの上昇は想定しておく必要がある。ただしこれまでのパタ
ーンだと、地政学リスクで上昇しても、供給不足の発生がないことで早めに反落する傾
向が目立つ。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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