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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
金 (24/12) 2786.9 2801.8 2782.4 2800.8 + 19.7
(25/ 2) 2811.6 2826.3 2807.4 2825.7 + 19.9
銀 (24/12) 3462.0 3469.0 3356.5 3407.5 - 36.6
(25/ 3) 3507.5 3514.0 3401.5 3453.4 - 37.3
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
金 220,262 224,112 579,468 (+ 18,062)
銀 78,351 79,139 156,320 (+ 1,073)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 42,141.54 - 91.51
前日 153.36/38 1.0817/19 ・ナスダック 18,607.93 - 104.82
本日 153.40/42 1.0856/58 ・10年米国債利回り 4.28 + 0.01
・NY原油 (24/12) 68.61 + 1.40 ・SPDR保有金残高 889.78 - 1.72
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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ニューヨーク金は続伸、銀は反落。終値の前日比は金は19.7〜36.5ドル高、
中心限月の12月限が19.7ドル高、銀が38.3〜33.7セント安、中心限月の
12月限は36.6セント安。
金12月限は続伸。時間外取引では、ドル安を受けて堅調となった。欧州時間に入る
と、買いが一巡し、上げ一服となった。日中取引では、予想以上の全米雇用報告が圧迫
要因になったが、予想以下の米国内総生産(GDP)を受けて押し目を買われた。その
後は、利食い売りが出たが、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しに変わりはな
く、地合いを引き締めた。
銀12月限は予想以上の全米雇用報告や米国債の利回り上昇を受けて売り優勢となっ
た。
ニューヨーク金12月限は続伸。時間外取引では2785.0〜2801.7ドルの
レンジで推移、前日比9.2ドル高の2790.3ドルとなった。12月限は高寄りし
たのち、ドル安を受けて堅調となった。欧州時間に入ると、買いが一巡し、上げ一服と
なった。
日中取引では、予想以上の全米雇用報告が圧迫要因になったが、予想以下の米国内総
生産(GDP)を受けて押し目を買われた。その後は、利食い売りが出て2782.4
ドルまで下落したが、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しに変わりはなく、地
合いを引き締めると、一代高値2801.8ドルを付けた。
10月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は23万3000人増となった。
市場予想の11万4000人増を上回った。一方、第3四半期の米国内総生産(GD
P)速報値は前期比2.8%増と市場予想の3.0%増を下回った。変動の大きい食品
とエネルギーを除いたコア個人消費支出(PCE)価格指数は2.2%上昇と第2四半
期の2.8%上昇から大幅に伸びが鈍化した。
ニューヨーク銀12月限は、時間外取引で3419.0〜3469.0セントのレン
ジで推移し、前日比24.1セント安の3420.0セントとなった。12月限は高寄
りしたのち、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となったが、利食い売りに上値を抑えら
れた。欧州時間に入ると、戻りを売られて軟調となった。
日中取引では、予想以上の全米雇用報告を受けて売り優勢となった。その後は、米国
内総生産(GDP)が予想以下となったが、米国債の利回り上昇を受けて下げ幅を拡大
し、3356.5セントまで下落した。
10月29日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比32オンス減の1697万
8268オンス、銀は6万8969オンス減の3億0799万7653オンス。
今日の材料
・第3四半期のユーロ圏の域内総生産(GDP)速報値は前期比0.4%増加し、市場
予想の0.2%増を上回る伸びとなった。しかし工業部門はリセッション(景気後退)
に陥り、個人消費もほとんど伸びておらず、依然として弱さが残ることが示された。
・10月の独消費者物価指数(CPI)速報値は欧州連合(EU)基準(HICP)で
前年同月比2.4%上昇した。前月の1.8%から加速し、市場予想の2.1%も上回
った。
・10月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は23万3000人増だった。ハ
リケーンやストライキによる一時的な混乱への懸念にもかかわらず急増した。市場予想
は11万4000人増だった。
・第3四半期の米国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比2.8%増だった。
インフレ低下と力強い賃金上昇が個人消費をけん引し、堅調な成長ペースを維持した。
市場予想は3.0%増。第2四半期は3.0%増だった。変動の大きい食品とエネルギ
ーを除いたコア個人消費支出(PCE)価格指数は2.2%上昇。第2四半期の2.8
%上昇から大幅に伸びが鈍化した。
・9月の米中古住宅販売仮契約指数は前月比7.4%伸びて75.8となった。半年ぶ
りの高水準。市場予想は1.0%上昇だった。
・欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は、ユーロ圏のインフレ率がECB
が目標とする2%を下回る可能性は低く、段階的な利下げが適切になるとの見解を示し
た。
・米国は、ロシアのウクライナ侵攻に対する既存の制裁措置の回避を阻止することを目
的に、12カ国以上の約400の団体と個人を対象に新たな制裁を科した。
MINKABU PRESS
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