●短期見通し原油、戻り売り優勢の地合が続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 中東情勢は依然として不安定だが、先高感の形成は難しい。イラン産原油の供給リス
クはピークを脱した可能性が高く、マクロ需給要因での値下がり対応が基本になる。需
要の伸び悩みに対して、供給環境は良好であり、供給過剰に移行するリスクが高い。
70ドル割れ定着から年初来安値65.27ドルを打診しよう。ただし、石油輸出国機
構(OPEC)プラスの減産縮小の先送りを巡る議論が浮上し始めており、実際に減産
縮小が再延期されると大きく値を崩すリスクは後退する。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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