[今夜の視点]海外原油=続伸か、末期のバイデン政権は不気味

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油1月限は前日比0.05ドル安の69.19ドルで推
移。本日これまでのレンジは69.16〜69.43ドル。
 今晩の海外原油は続伸か。世界最大級の産油国であるロシアと北大西洋条約機構(N
ATO)の軍事衝突がウクライナで強まりつつあり、ロシアの供給が混乱するリスクを
織り込もうとするならば、戻り歩調が継続しそうだ。ウクライナからロシアに向けて使
用された米長距離兵器「ATACMS」は、ロシアのラブロフ外相が指摘しているよう
に、米軍事専門家に運用されている可能性が高く、ウクライナを舞台にロシアと米国の
衝突はすでに始まっている。残り少ない任期のなかでバイデン米政権が何をしようとし
ているのか不明であり、引き返せないところまで対立が激化してからトランプ米大統領
に引き継がれるシナリオは想定しておくべきだろう。
<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】16:00 生産者物価指数 2024年10月(連邦統計庁)
◆ イギリス ◆
【経済】16:00 消費者物価指数 2024年10月(国立統計局)
【経済】16:00 小売物価指数 2024年10月(国立統計局)
【経済】16:00 生産者物価指数 2024年10月(国立統計局)
◆ 南アフリカ ◆
【経済】17:00 消費者物価指数 2024年10月(南アフリカ統計局)
【経済】20:00 小売売上高 2024年9月(南アフリカ統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【工業】11/21 00:30 週間石油統計(EIA)
【納会】--:-- WTI原油 2024年12月限(NYMEX)
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