−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (25/ 1) 980.0 981.4 963.7 965.8 - 12.8 (25/ 4) 988.1 990.2 972.8 974.8 - 12.6 パラジウム (24/12) 1040.50 1047.00 1010.00 1025.90 - 11.40 (25/ 3) 1042.00 1055.00 1017.50 1032.90 - 12.50 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 17,708 19,384 88,953 (- 416) パラジウム 9,784 10,478 18,127 (- 589) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 43,408.47 + 139.53 前日 154.67/69 1.0596/98 ・ナスダック 18,966.14 - 21.33 本日 155.46/48 1.0538/40 ・10年米国債利回り 4.41 + 0.02 ・NY原油 (25/ 1) 68.75 - 0.49 ・SPDR保有金残高 872.23 + 0.58 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は反落。前日比はプラチナが12.8〜12.2ドル 安、中心限月の1月限が12.8ドル安、パラジウムが12.50〜11.40ドル 安、中心限月の12月限は11.40ドル安。 プラチナ1月限は反落。時間外取引では、金堅調につれ高となったが、ドル高を受け て戻りを売られた。欧州時間に入ると、利食い売りなどが出た。日中取引では、金堅調 を受けて押し目を買われたが、ドル高や株安を受けて戻りを売られた。 パラジウム12月限は他の貴金属の堅調を受けて押し目を買われたが、ドル高や株安 を受けて戻りを売られた。 プラチナ1月限は時間外取引を966.3〜981.4ドルのレンジで推移し、前日 比3.1ドル安の975.5ドルとなった。1月限は高寄りしたのち、金堅調につれ高 となったが、ドル高を受けて戻りを売られた。欧州時間に入ると、利食い売りなどが出 た。 日中取引では、金堅調につれ高となり、978.4ドルまで上昇した。その後は、ド ル高や株安を受けて戻りを売られた。時間外取引の安値を割り込むと、963.7ドル まで下落した。 ウクライナが英国製の長距離ミサイルでロシアを攻撃し、ウクライナ情勢に対する懸 念を受けて金が堅調となった。ただプラチナはドル高や株安に上値を抑えられた。トラ ンプ次期米大統領の政策によるインフレ懸念でドル高に振れたことに加え、米株価は地 政学的リスクを受けて下落した。 パラジウム12月限は、時間外取引を1022.50〜1042.00ドルのレンジ で推移し、前日比0.20ドル高の1037.50ドルとなった。12月限は高寄りし たのち、金堅調につれ高となったが、ドル高を受けて上げ一服となった。欧州時間に入 ると、手じまい売りなどが出た。 日中取引では、他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となり、1047.00ドルまで 上昇した。その後は、ドル高や株安を受けて戻りを売られると、時間外取引の安値を割 り込み、1010.00ドルまで下落した。 19日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比325オンス減の13万 8659オンス、パラジウムは同変わらずの3万8531オンス。 今日の材料 ・第3四半期のユーロ圏の妥結賃金の伸びは5.42%と、第2四半期の3.54%か ら加速した。労働市場は一部に冷え込みの兆しが見られるものの、依然タイトであるた め、ECBは早急な利下げには慎重になるとの見方が強まっている。 ・10月の英消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比2.3%と、予想以上に加 速し、イングランド銀行(英中央銀行)の目標である2%を再び上回った。 ・米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は、インフレが依然として懸念材料とな る一方で労働市場は堅調だと指摘し、さらなる利下げには慎重な姿勢を取るよう求め た。 ・米連邦準備理事会(FRB)のクック理事は、インフレは引き続き緩和しているとし た上で、利下げ継続が適切となる可能性が高いとの見方を示した。 ・国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は、イスラエルが10月に空爆した テヘラン近郊のパルチン軍事施設について、一部が核関連施設であったり、核物質が存 在していたりした兆候はないと述べた。 ・米国務省は、ウクライナが空から大規模な攻撃を受ける可能性があるとの情報を入手 したため、首都キーウの米大使館を閉鎖すると発表した。 ・ウクライナは、英国製の長距離ミサイル「ストームシャドー」を初めてロシア領に向 けて発射した。 ・国連安全保障理事会は、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマス の紛争の停戦を求める決議案について採決し、米国が常任理事国の持つ拒否権を行使し て阻止した。 MINKABU PRESS
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