[今日の視点]とうもろこし=シカゴ小幅続落を受け売り優勢か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、夜間取引では出合いがなかった。日中取引は玉の出方次第となるな
か、25日のシカゴ小幅続落を受けて売り優勢を予想。シカゴ12月限と円相場1ドル
=154.15円からの換算値は30円安。期先は50円程度の下落を見込む。

 出合のない状態が続いており、総取組高は25日現在で200枚にとどまっている。
そのうち期先2本の取組高は計11枚で増加の動きも見られていない。新規参入が難し
い状態が続いている。

 シカゴコーンは小幅続落。小麦の軟調が重石になっているが、米国の輸出自体は好調
を維持しているため下げ幅は限られている。トランプトレード、ウクライナ情勢とこれ
までの材料に織り込み感が強いこともあり、期近12月限は420セント台での高下が
続くと予想される。

 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万5800〜3万5850円。本日の日
中取引の予想レンジは3万5500〜3万6000円。
<今日の予定>
 ◆ アメリカ ◆
【経済】23:00 住宅価格指数 2024年9月(連邦住宅金融局)
【経済】23:00 ケース・シラー住宅価格指数 2024年9月(S&P)
【経済】11/27 00:00 新築住宅販売 2024年10月(商務省)
【経済】11/27 00:00 消費者信頼感指数 2024年11月(カンファレンスボード)
【工業】11/27 06:30 週間石油統計(API)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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