トウモロコシ相場は400セント台前半で売買が交錯している。ウクライナ情勢の緊 迫化を背景とした小麦相場高がトウモロコシ相場も支援する一方、小麦高が一服すると 上値を抑えられている。小麦相場高の影響が排除されると、残された買い材料は輸出環 境が良好な状態にあることとのみになる。ただし、その輸出成約高も10月などと比較 すると勢いが鈍化し始めており、トウモロコシ相場の下値はサポートするも積極的な押 し上げ要因とまでは評価されなくなっている。輸出がこのまま落ち着くのか、改めて勢 い付くのかが焦点になる。 輸出環境からの支援が得られない場合には、米農家が収穫済の大量の荷を抱えている こと、南米の作付けが総じて順調に消化されていることが上値を圧迫しやすい。実際に 小麦相場や輸出環境からの支援が得られない大豆相場は、今年最安値圏での取引になっ ている。トウモロコシも大豆相場を後追いで値下がりするのか、改めて小麦相場高や輸 出拡大の支援を受けるのかが焦点になる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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