石油午前=売り優勢、来年の供給過剰懸念が重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は売り優勢。国際エネルギー機関(IEA)が来年の供給過剰見通し
を再び示したことが海外原油を圧迫した。ただ、IEAは需要見通しを上方修正してお
り、下げ幅は限られている。1ドル=152円後半で円売り・ドル買いが優勢であるこ
とも国内市場を下支え。時間外取引でニューヨーク原油は小動き。
 日中取引開始後、原油の2025年5月限は軟調。ただ、夜間取引の終値付近で動意
は限られている。
 午前11時12分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1000〜90円安。
 午前11時12分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が290枚。
【来週はFOMC】
 来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)が控えている。0.25%の追加利下げは
織り込み済み。ただ、来年は利下げペースが鈍化すると想定されており、声明文の修正
やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見に対する注目度は高い。
【海外原油夜間取引=小動き】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.08ドル安の69.94ドルで推移。
本日これまでのレンジは69.87〜70.06ドル。
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