−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/01 992.00 1,018.50 992.00 1,013.50 +21.25 2025/03 996.50 1,033.50 996.50 1,025.25 +26.25 2025/05 1,008.00 1,044.75 1,008.00 1,038.00 +27.25 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 488,922 134,132 820,575 (+ 6,878) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省発表の米国需給報告(1月10日発表:カッコ内は前月見通し) 2023/24年度 作付面積: 8360万エーカー ( 8360万エーカー) 単収 : 50.6Bu ( 50.6Bu) 期初在庫: 2億6400万Bu ( 2億6400万Bu) 生産 :41億6200万Bu (41億6200万Bu) 輸入 2100万Bu ( 2100万Bu) 供給合計:44億4700万Bu (44億4700万Bu) 圧砕 :22億8700万Bu (22億8700万Bu) 輸出 :16億9500万Bu (16億9500万Bu) 需要合計:41億0500万Bu (41億0500万Bu) 期末在庫: 3億4200万Bu ( 3億4200万Bu) 在庫率 : 8.3% ( 8.3%) 2024/25年度 作付面積: 8710万エーカー ( 8710万エーカー) 単収 : 50.7Bu ( 51.7Bu) 期初在庫: 3億4200万Bu ( 3億4200万Bu) 生産 :43億6600万Bu (44億6100万Bu) 輸入 2000万Bu ( 1500万Bu) 供給合計:47億2900万Bu (48億1800万Bu) 圧砕 :24億1000万Bu (24億1000万Bu) 輸出 :18億2500万Bu (18億2500万Bu) 需要合計:43億4900万Bu (43億4800万Bu) 期末在庫: 3億8000万Bu ( 4億7000万Bu) 在庫率 : 8.7% ( 10.8%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(1月2日までの週) 大 豆:28万9100トン(事前予想レンジ:40万〜130万トン) 大豆粕:14万6000トン(事前予想レンジ:15万〜 40万トン) 大豆油: 3万4700トン(事前予想レンジ: 2万〜 6万トン) *米気象庁発表の6−10日予報(1月16日−1月20日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は平年を下回る〜上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は期近から大幅続伸。前日比は8.50〜27.25セント高。3月限は前日比 26.25セント高の1025.25セント。 米農務省(USDA)の月例需給報告で24/25年度の米大豆生産量予測が引き下 げられたことが強気材料視された。この日の上伸で3月限は昨年11月12日以来の水 準まで急伸。他の限月も2ケタの上げ幅が目立つ大幅高となった。 3月限は996.50セントで取引を開始。アジアの時間帯に緩やかに軟化し 996.50セントの安値を付けた後はじり高となって1000セント台に達しながら も1007セントを上値抵抗線とするもちあいとなったが、米農務省(USDA)月例 需給報告を受けて11月12日以来の高水準となる1033.50セントの高値に一気 に浮上。高値からは値を落としたものの、20セントを超える上げ幅を保つ大幅高で終 了。 米農務省(USDA)月例需給報告で米国の23/24年度予測は全項目が前月と同 量に据え置かれた。 一方、米国の24/25年度需給見通しでは生産量予測が前月から9500万Bu下 方修正。需要項目に大幅な修正はなかったが、生産量予測の引き上げが影響し期末在庫 率は前月の10.8%から8.7%に引き下げられた。 一方、24/25年度のブラジルの大豆生産量予測は前月と同量の1億6900万 Buに、アルゼンチンは前月と同量の5200万Buに据え置かれた。 米農務省(USDA)が発表した1月2日までの大豆週間純輸出成約高は28万 9100トンで前週の48万4700トンからさらに減少した。今年度の累計純輸出 成約高は4039万0900トンと、前年度同期の3660万6700トンを約10% 上回っている。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> この24時間は概ね降雨は発生しなかった。気温は平年並。 今後は13日までまばらな降雨となり、気温は13日まで平年並になると予測され る。 ブラジル産地南部では少雨傾向が続いており乾燥に対する警戒感が次第に強まってい る。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> 散発的な降雨が発生。気温は平年並だった。同様の状況が13日まで続くもよう。 広範に雨季の降雨が続いており、着ザヤ期にある大豆の生育には適した環境が維持さ れているが、ごく初期の収穫が遅延する恐れも浮上している。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> 局地的な降雨が発生。気温は平年並〜平年を上回った。 13日まで局地的な降雨が続き、気温は平年並〜平年を上回る見込み。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> この24時間の降雨はごく限られた地域にとどまった。気温は平年並〜平年を上回っ たが、同様の状態が13日まで続くだろう。 アルゼンチン産地の多くで土壌水分の乾燥が進行しているが、15日前後まで少雨傾 向が続く見通しとなっている。1月半ば以降の降雨も雨量は限られる可能性が高く、受 粉〜結実期を迎えているコーンに与える土壌水分不足の影響が懸念される。 大豆製品は、大豆油は大豆に加え原油も堅調となったことに追随高となった。大豆粕 はブラジルの24/25年度大豆粕生産量予測が前月の4158万トンから4235 万トンに増加するとの予測を受けて需給緩和見通しが強まるなか売り優勢で運ばれた。 大豆粕3月限は前日比1.00ドル安の298.30ドルで終了。 今日の材料 ・ブラジル南部産地では少雨傾向強まる。 ・ブラジル中部産地では雨に恵まれコーン、大豆の生育環境は良好。 ・アルゼンチン産地中部はまばらの雨を受け土壌水分乾燥進行が懸念される。 ・アルゼンチン産地南部では一部地域での土壌水分乾燥懸念が強まる。 ・米国の23/24年度需給予測は全項目が据え置き。 ・24/25年度の米需給見通しは生産量予測が前月から9500万Bu下方修正。 ・24/25年度米期末在庫率は前月の10.8%から8.7%に引き下げられる。 ・1月2日までの大豆週間純輸出成約高は28万9100トンで前週の48万4700 トンからさらに減少。 MINKABU PRESS
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