石油午前=軟調、手じまい売り先行もようで期中から下げ幅拡大

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は軟調。夜間取引は期中が小幅安、期近が堅調でまちまち。日中取引
は、ニューヨーク原油時間外取引が売り優勢で推移を弱材料に期中6月限から売り優勢
となり、期中が下げ幅拡大。さらに期近も下げに転じた。
 日中取引開始後、原油の2025年6月限は夜間取引の安値7万1790円、7万
1500円の節目を割り込むと下げ足を速めた。7万1140円まで下落し、今月9日
以来の安値をつけた。手じまい売り優勢もようとなり、反発力弱く、今日の安値圏で低
迷して推移。
 午前11時23分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1000〜490円安。
 午前11時23分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1042枚。
【1月の中国・製造業PMIは49.1で事前予想・前月実績を下回る】
 中国物流購買連合会が発表した1月の中国・製造業PMI(購買担当者景気指数)は
49.1となり、事前予想、前月実績の50.1を下回った。明日からの春節入りを前
に中国の景気回復期待に水が差された。ただし中国株の代表的な指数の上海総合指数は
上昇。ニューヨーク原油時間外取引は下げ幅を拡大し、期近3月限は74ドル割れで低
迷したまま。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で3月限は前日比0.90ドル安の73.76ドルで推移。
本日これまでのレンジは73.67〜74.60ドル。
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