ゴム午前=売り先行、中国製造業PMIが悪化

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、売り先行。寄り付きでは、上海夜間高には反応が薄く、明日から
上海ゴムが休場になることを背景に売りが先行した。中盤に入ると、1月の中国の製造
業PMIが悪化したことを受けて、下げ幅を拡大させた。TSR20は、出来ず。

 午前11時49分現在のRSS3号は前営業日比7.2〜2.5円安。活発限月の6
月限は同4.9円安の377.1円、期先25年12月限は出来ず、推定出来高は28
2枚(前日夜間取引含む)。

【中国製造業PMIは50割れ】
 日本時間の午前11時に中国国家統計局から発表された1月のの製造業購買担当者景
気指数(PMI)は49.1となり、全然の50.1から1.0ポイント低下した。同
指標が景況感の分かれ目とされる50を下回ったのは、4カ月ぶり。
 PMIの中で注目度が高い新規受注は前月より1.8ポイント下落し、49.2、生
産も2.3ポイント下落し48.9となり、5カ月ぶりに50を割り込んだ。
 なお、同時に発表された同月のサービス業PMIは、50.2となり、昨年12月の
52.2から2.0ポイント低下した。また、サービス業に分類される建設業をみる
と、49.3となり、前月から3.9ポイントも低下した。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りが優勢となり、前営業
日比2.4〜1.5セント安で推移している。
 上海ゴムは反落。午前11時00分現在、指標限月の2025年5月限は、前営業日
比10元高の1万7255元で推移している。

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