きょうの為替市場、ドル円はNY時間にかけて売りが強まり、一時154円台前半に下落。株式市場が各国で下落するなか、リスク回避の円高がドル円を押し下げている。FOMC、ECB、そして日銀といった各国中銀の1月の政策会合を通過して、市場は新たなリスクであるトランプ関税の影響に目を向けいる。トランプ大統領はカナダ、メキシコに25%、中国に追加で10%の関税賦課を発表。明日から実施される。 これを受けて為替市場ではリスク回避の様相を強め、ストラテジストからもドルと円に強気のポジションを持つことを推奨する声も多数出ている。トランプ関税は事前に想定されていたことではあるが、中国に対する穏やかな姿勢もあり、関税導入は見送られるのではないかという楽観的な臆測も流れていたが、その期待は長くは続かなかったようだ。 関税は米インフレ期待を高め、FRBの利下げ姿勢にブレーキをかけ、それはドル高要因となる。一方、日本と米国の摩擦は多国ほどは大きくはないとも見られており、このケースではユーロなどよりは円のほうが選択肢に入りやすいとも見られている。また、日銀が利上げ姿勢の中で、海外に出ていた円資金が国内に戻るとの期待も追加である模様。 なお、日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は155円に観測されている。 3日(月) 155.00(6.5億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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