アジア株 総じて上昇、香港株は大幅反発

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:38現在
香港ハンセン指数   20789.96(+572.70 +2.83%)
中国上海総合指数  3250.60(休場)
台湾加権指数     22793.96(+99.25 +0.44%)
韓国総合株価指数  2481.69(+27.74 +1.13%)
豪ASX200指数    8373.98(-5.38 -0.06%)
インドSENSEX30種  78416.94(+1230.20 +1.59%)

 4日のアジア株は総じて上昇。トランプ米政権によるメキシコとカナダへの関税発動が1か月延期で同意したと伝わったことで、アジア株も買いが先行した。ただ、日本時間の午後2時にトランプ米政権が予定通り中国に対する10%の追加関税を発効すると、リスク回避の動きから売りに押される市場も見られた。香港株は3%超の上昇から0.4%高まで上げ幅を縮小したものの、その後、再び上値を伸ばした。中国本土市場は春節(旧正月)のため休場。
   
 香港ハンセン指数は大幅反発。電気自動車(EV)メーカーの理想汽車、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、繊維メーカーの申洲国際集団控股、コンピュータ・メーカーの聯想集団(レノボ・グループ)、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)が買われた。
   
 豪ASX200指数は小幅続落。資源・鉱山会社のBHPグループ、ソフトウエア会社のワイズテック・グローバル、探鉱採掘サービス会社のフォーテスキューが買われる一方で、医薬品メーカーのCSL、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループが売られた。

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