[本日の見通し]ゴム=売り優勢、米中貿易戦争懸念が需要を抑えるか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 JPXゴムRSS3号は、売り優勢の展開となりそうだ。寄り付きでは、上海夜間が
小安く推移したうえ、米中貿易戦争の懸念から、地合いを緩める限月が目立った。
 今日のJPXゴムRSS3号は、売り物がちで推移しそうだ。昨日、取引が再開され
た上海ゴムは、売りが先行し、中心限月の5月限は、一時1万6825元まで下落する
場面があった。終値ベースでは、1万7000元台を回復したが、夜間取引では再び地
合いを緩めている。日中取引で上海ゴムが一段安となれば、節目の1万6500元や1
月7日の安値1万6370元を試すとみる。
 また、米中貿易戦争が悪化する懸念が出ている。市場は、関税による価格の上昇より
も、景気の冷え込みに対する警戒感が強い。JPXゴムRSS3号を積極的に買い進む
のは難しそうだ。

 午前9時39分時点の円相場は1ドル=152.52円付近で推移している。

 午前9時39分時点のゴムRSS3号活発限月の7月限は同0.1円安の374.0
円。今日の日中、予想される6月限のレンジ368.0〜380.0円前後。

 今後一週間先までのRSS3号6月限の予想レンジは360.0〜390.0円。
テクニカルからの下値支持線は370.0円(節目)、上値抵抗線は380.0円(節
目)。

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