6日前引けの日経平均株価は前営業日比56円56銭高の3万8888円04銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は10億8134万株、売買代金概算は2兆2031億円。値上がり銘柄数は1201、対して値下がり銘柄数は383、変わらずは54銘柄だった。 きょう前場の東京株式市場は、朝方は買い優勢で始まったものの、日経平均の上値は重く買い一巡後は漸次水準を切り下げる展開を強いられた。前日と同じような値運びとなったものの、前引け時点で小幅ながらプラス圏は維持している。日銀の田村審議委員の金融経済懇談会での発言内容がタカ派的であったとの見方が広がるなか、外国為替市場でドル売り・円買いの動きが強まり、一時1ドル=152円台を下回る円高に振れたことが全体相場の上値を押さえる格好となった。ただ、個別株は強調展開をみせるものが多く、前引け時点の値上がり銘柄数は7割超となっている。 個別では売買代金首位となったディスコ<6146>が高かったほか、ルネサスエレクトロニクス<6723>が大幅高に買われた。アドバンテスト<6857>も堅調。任天堂<7974>が強く、日産自動車<7201>も買い戻しの動きが優勢となった。ミガロホールディングス<5535>が値上がり率トップとなり、AZ-COM丸和ホールディングス<9090>、日本冶金工業<5480>なども値を飛ばしている。半面、フジクラ<5803>が冴えず、ホンダ<7267>も利食われた。KDDI<9433>の下げも目立つ。ダイキン工業<6367>も売りに押された。JMDC<4483>が急落、アバントグループ<3836>、松風<7979>も大きく水準を切り下げた。 出所:MINKABU PRESS
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