前週は370円台前半まで下落する展開になった。為替が円高に振れたことが嫌気さ れており、1月末にかけての堅調地合に対する反動安になった。米中通商環境悪化の影 響は限定され、上海ゴム相場は不安定な値動きながらも底固さをみせた。非鉄金属相 場、株式相場なども底固さがみられた。ただし、2月入りしてからは為替が大きく円高 に振れており、もっぱら為替要因で1月14日以来の安値を更新した。 今週は調整売りを消化しつつ、徐々に底固さを再確認する見通し。為替市場で急ピッ チな円高が続いている間は、上海ゴム相場の動向と関係なく下振れリスクを抱える。た だし、円高圧力には過熱感が強くなっており、為替市場のボラティリティが抑制されて いく動きと連動して、徐々に底固さ再確認する見通し。米中通商環境が大きな不確実性 を抱えているが、このまま一気にリスクオフ化を促すような動きがみられなければ、円 高一服後に380円台回復を打診する見通し。下落リスクは、円高が止まらないこと、 通商環境が一気に悪化することになる。 予想レンジは365〜385円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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