NY時間の終盤に入って為替市場はドル売りが続いている。ドル円も売りが続き一時152.70円付近まで下落し、200日線に顔合わせしている。 午後になってトランプ大統領が相互関税に関する措置に署名した。今回の措置では、国ごとに新たな課税を提案するよう、通商代表部(USTR)と商務省に指示。手続きは広範囲に渡るため、完了には数週間から数カ月を要する可能性があるとも伝わっている。そのため発動の明確な日程は決まっていない。なお、この計画にラトニック商務長官候補が任命された。ラトニック氏は相互関税計画は4月2日までに開始可能だと述べている。 この動きを受けて、ドルは一旦買い戻しが強まったものの、直ぐに売り戻されている。逆に署名前以上にドルは下落。米株式市場も上昇し、米国債利回りも低下しているが、段階的な課税との当初出ていた楽観的な見方に沿った内容とも受け止められているのかもしれない。いずれにしろ、詳細を待つ姿勢に変化はない。 なお、本日は米生産者物価指数(PPI)が発表になっていたが、前日のCPIと合わせてFRBの利下げへの慎重姿勢を正当化する内容ではあった。短期金融市場は前日と変わらず、次回の利下げは12月まで後退している状況。一部には年内は据え置きとの観測も出ている。ただ、為替市場は発表直後こそ売買が交錯したものの、前日のCPIで消化した面もあり、それ自体は無難な通過となっている。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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