金・銀市況=金は反落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/02          2025/12    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         14,302    -43    14,405   -46  : 2,936.07   +20.86
銀          157.0    0.0     158.0   0.0  : 3,294.00   +61.00
プラチナ     4,830    -21     4,778   -22  : 1,007.29   +11.39
パラジウム   4,800      0     4,800     0  : 1,005.08   +22.01
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    152.49   -1.55  ユーロ・ドル相場   1.0459  +0.0027
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【市況】
 金が反落。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まったのち、円高を受けてマイナス
サイドに転じた。午後に入ると、下げ一服となったが、戻りは売られた。銀の商いは成
立しなかった。
 前営業日比は、金標準、金ミニが61〜42円安、ゴールドスポットが40円安、銀
が変わらず。
 推定出来高は、金が2万2508枚、金ミニが6906枚、ゴールドスポットが
2099枚、銀が0枚。
【金現物は米利下げ観測後退も下げ一服】
 金先限は夜間取引で1万4395円まで下落した。円高が圧迫要因になった。円相場
は1ドル=152円台半ばの円高に振れた。
 金のドル建て現物相場は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が後退したが、押
し目を買われて堅調となった。米国の関税でインフレが見込まれている。トランプ米大
統領は相互関税の大統領令に署名したが、調査のため、発動に時間がかかる見通しとな
った。一方、米露のウクライナの停戦交渉が開始される。米大統領は、ロシアとのいか
なる和平協議にもウクライナが参加するとの見解を示しており、交渉が進むかどうかを
確認したい。

【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米新規失業保険申請件数で
労働市場の安定が示されたが、インフレ懸念を受けて押し目を買われた。アジア市場で
は、朝方の2930.98ドルから、2932ドル台まで上昇したのち、上げ一服とな
った。午後に入ると、2923ドル台で押し目を買われると、2936ドル台まで上昇
した。
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