アジア株 テンセント創業者が中国一の富豪に 豪州株は下落、豪中銀「タカ派」利下げを警戒 東京時間11:01現在 香港ハンセン指数 22839.46(+223.23 +0.99%) 中国上海総合指数 3347.18(-8.65 -0.26%) 台湾加権指数 23495.10(-10.23 -0.04%) 韓国総合株価指数 2606.73(-3.69 -0.14%) 豪ASX200指数 8495.10(-42.01 -0.49%) アジア株は香港を除いて下落。 香港株は反発、DeepSeekブームはまだまだ続くか。 中国習近平国家主席はきのう、アリババ創業者ジャック・マー氏やDeepSeek創業者リャン・ウェンフォン氏、シャオミ、ファーウェイのCEOらとの会合を開いた、中国政府によるテクノロジー業界への支援強化が期待される。習氏との会合にマー氏が招待されたということは、2020年に始まったテクノロジー業界の取り締まりに終止符が打たれることを意味する。 香港市場ではアリババ、快手科技、シャオミ、ネットイース、SMIC、バイドゥ、JDドットコム、美団などハイテク関連が上昇。テンセントホールディングスは1.8%高。きのうは一時、3年半ぶり高値をつけた。テンセント開発の中国最大級メッセンジャーアプリのウィーチャットがDeepSeekのR1モデルを統合するためのテストを実施、AI機能強化のためDeepSeekを採用する中国テック企業のグループに加わったと発表した。テンセント共同創業者のポニー・マー氏の資産総額は17日時点で569億ドルと中国一の富豪となった。 豪州株は続落、きょうの豪中銀理事会への警戒感が高まっている。約4年ぶりに利下げに踏み切ることが予想されているが、トランプ貿易摩擦を巡る不透明感やインフレ再加速警戒から「タカ派」利下げとアナリストは見ている。利下げ実施でも、中銀声明で追加利下げに慎重な姿勢が示されれば豪州株は一段安となる可能性も。
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