アジア株 総じて下落、香港株は続落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:44現在
香港ハンセン指数   22576.98(-367.26 -1.60%)
中国上海総合指数  3350.78(-0.76 -0.02%)
台湾加権指数     23487.46(-116.62 -0.49%)
韓国総合株価指数  2654.06(-17.46 -0.65%)
豪ASX200指数    8322.82(-96.37 -1.14%)

20日のアジア株は総じて下落。トランプ関税への警戒感や米国株価指数先物の時間外取引での下落などを背景にアジア株は売り優勢で推移した。香港株は続落。このところ約4か月ぶりの高値圏にあり、利益確定の売りに押された。豪州株は続落。1月の豪雇用統計で雇用者数が市場予想を上回ったことで、今後の利下げ期待が後退して売りにつながった。上海株は小反落。ハイテク関連株は利益確定の売りに押されたものの、政策期待などが下値を支えた。
    
 上海総合指数は小反落。ほぼ変わらず。医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、銀行大手の中国工商銀行、油圧機器メーカーの江蘇恒立液圧が買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網が売られた。
   
 香港ハンセン指数は続落。オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)、コンピュータ・メーカーの聯想集団(レノボ・グループ)、ビール醸造会社の百威亜太(バドワイザー・ブリューイング・カンパニーAPAC)、インターネット検索サイト会社の百度(バイドゥ)が売られた。
   
 豪ASX200指数は続落。不動産会社のグッドマン・グループ、医薬品メーカーのCSL、医療診断サービスのソニック・ヘルスケア、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、資源・鉱山会社のBHPグループ、天然ガス輸送パイプライン運営会社のAPAグループが売られた。

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