アジア株 総じて軟調、先週末の米株安を受けて

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 総じて軟調、先週末の米株安を受けて
東京時間17:30現在
香港ハンセン指数   23341.61(-136.31 -0.58%)
中国上海総合指数  3373.03(-6.09 -0.18%)
台湾加権指数     23565.31(-164.94 -0.70%)
韓国総合株価指数  2645.27(-9.31 -0.35%)
豪ASX200指数    8308.24(+12.04 +0.15%)
インドSENSEX30種  74426.38(-884.68 -1.17%)

 24日のアジア株は、総じて軟調。上海・香港株は小安く台湾、韓国、インドなども株式指数もマイナス圏推移。そのなかで、豪州株は小高い。先週末の米株式市場は一連の経済統計が弱含んだことや、小売大手ウォルマート決算が不調だったことなどでリスク回避の動きに下落したことが重石。
   
 上海総合指数は小幅反落。通信大手の中国電信(チャイナ・テレコム)などコミュニケーション関連が下げを主導。メディア会社の浙報数字文化集団 も売られた。無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アプテック)など製薬関連も安かった。一方で、新城控股集団、保利置業集団など不動産株が高かった。中国建築、中国交通建設(チャイナ・コミュニケーションズ)など建設株も買われた。
   
 香港ハンセン指数は反落。製薬メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アプテック)、薬明生物技術(ウーシー・バイオテクノジクス)などが下げを主導。コンピュータ・メーカーの聯想集団(レノボ・グループ)、インターネット関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)も下落した。一方で、金沙中国(サンズ・チャイナ)、銀河娯楽(ギャラクシー・エンターテイメント)などギャンブル関連や、中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニュウ・デイリー)、華潤ビールなど食品・飲料関連が買われた。
   
 豪ASX200指数は小幅反発。天然ガスインフラのAPAグループが値を飛ばしたほか、オリジンエナジー、AGLエナジーなども買われた。CBA、NAB、ANZグループなど大手金融機関も堅調。一方、ソフトウェア関連のワイズテック・グローバル、データセンターのネクストDCなどが安い。不動産のグッドマン・グループも売られた。

   

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