きょうの為替市場、海外市場に入ってドル高の動きが見られており、ドル円も一時149円台後半まで買い戻されている。ただ、150円台には慎重な雰囲気も出ている。本日は先週のリスク回避は一服してはいるものの、ドル買いは続いている。 先週は世界最大の小売大手ウォルマートの冴えない見通しで、個人消費を中心とした米経済の先行き不安が強まり、それに弱い米経済指標が加わり、市場には米景気の先行き不安が広がった。 ただ、ドルは以前ほどの強さもない。エコノミストからは、トランプ大統領が中国との取引の可能性を強調していること、ベッセント財務長官が米長期金利の低下を目標としていること、そして、ウクライナの停戦協議に向けた動きなどが挙げられている。 日米の中銀については変化はなく、今週は28日金曜日に東京都区部の2月の消費者物価指数(CPI)が発表になるが、日銀の早期利上げを裏付けるのではとの見方も多い。また、同日にFRBがインフレ指標として注目している1月のPCEデフレータが発表される。先週、グールズビー・シカゴ連銀総裁は「CPIほどの衝撃はないだろう」との見方を示していたが、それでもFRBの利下げへの慎重姿勢は裏付ける内容になると見られている。ただし、相当程度織り込んでいる節もあり、予想範囲内であれば、反応も限定的に留まる可能性も留意される。 なお、日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。 24日(月) 現行付近にはなし MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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