LME市況=アルミは小幅続落、銅はトランプ関税懸念にも反発

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物            3カ月物
    アルミ        2,646.28  -     7.81     2,632.50  -     6.00
    アルミ合金      2,356.00  +    68.00     2,295.00  +    70.00
     銅         9,448.27  +    84.42     9,460.00  +    58.50
    ニッケル      15,385.79  +   262.16    15,580.00  +   244.00
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 アルミ3カ月物は小幅続落。2643ドルで小幅高で取引を開始。アジア株高を手掛
かりにした買いが入って値を伸ばし、2665ドルまで浮上。前日の高値2669ドル
が抵抗線となり、高値を離れた後、2660ドル前後でもちあったが、銅の上げ幅縮小
の動きに追随して値を落とした。米国の時間帯序盤に今月17日以来の安値となる26
21ドルの安値を付けた。安値を付けた後は買い戻されて下げ幅を縮小したがプラスサ
イド回復に至らずに終えた。
 銅3カ月物は反発。9466ドルで反発して取引を開始。アジア株高を手掛かりにし
た買いに支えられ一時9551.50ドルの高値まで浮上した。ただ、トランプ大統領
が銅に対する輸入関税の可能性について言及したことが警戒され、今月24日の高値
9555ドルを上抜くことができず、上げ幅を縮小した。9411.50ドルで買い支
えられ、プラスサイドを維持すると、買い戻され、再上昇となり、堅調に推移した。
 ニッケル3カ月物は大幅反発。買い戻しが先行し1万5415ドルで堅調で取引を開
始。欧州の時間帯を終えるまで1万5460ドルを上値抵抗線としてもちあったが、米
国の時間帯を迎えると急伸し1万5680ドルの高値に到達。高値を離れた後も1万
5540ドルが下値支持線となる底堅い足取りとなり200ドルを大きく超える上げ幅
を維持して終了。
・26日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。
・中国上海総合指数は反発、34.17ポイント高の3380.21ポイント。
・欧州株は上昇。一連の企業決算がセンチメントを押し上げたほか、ウクライナを巡
 る和平交渉の動向が注視された。独DAX指数が1.71%高となり、相場を牽引。
・1月の米新築住宅販売件数は年率65.7万件
 結果 65.7万件 予想 68.0万件 前回 73.4万件(69.8万件から修正)
・ドルはまちまち。ドル円はニューヨーク時間の前半に1ドル=149円台後半に上昇も
 戻り売りで反落。148.80円台で買い支えられ、149円水準でニューヨーク時間の大
 方の取引を終えた。ユーロドルは24日の高値1ユーロ=1.0528ドルに顔合わせし
 たが、反落。
・米国株はまちまち。ニューヨークダウは188.04ドル安で反落。ナスダック指数は
 48.87ポイント高で堅調。
・ニューヨーク貴金属は反発。ニューヨーク原油は小幅安。
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