シカゴ大豆の夜間取引は堅調。3月限は1020セント台後半まで戻している。 今夜は明日まで2日間の予定で開催される米農務省(USDA)の農業展望会議が注 目されるが、とくに減少が予想されている今年の米国産の作付面積見通しに注目した い。今年の場合、新穀限月(大豆11月限、コーン12月限)の比価がコーン有利とな っていることで、大豆の作付面積が減少するとの見方がコンセンサスとなっている。ま た今夜は週間輸出成約高にも注目したい。 前日のシカゴは下落。南米産地の天気は弱気の評価に転換しているため、とくにブラ ジル産の豊作見通しが弱材料視された。ただ、27〜28日のUSDAの農業展望会議 で今年の米国産大豆の作付面積が減少するとの見方が強いことは下支え要因となった。 3月限は1021.25セントまで下落したが、前日の安値だった1019.50セ ントを下回らず、引けは1024.50セントだった。 <今夜の予定> ◆ フランス ◆ 【経済】 16:45 生産者・輸入物価指数 2025年2月(INSEE) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 22:30 国内総生産 2024年10-12月期改定値(商務省) 【経済】 22:30 耐久財受注 2025年1月速報値(商務省) 【経済】 22:30 新規失業保険申請件数(労働省) 【経済】 2/28 00:00 中古住宅販売仮契約指数 2025年1月(全米不動産協会) 【農産】 22:30 週間穀物輸出成約高(USDA) ◆ カナダ ◆ 【経済】 22:30 国際収支 2024年10-12月期(カナダ統計局) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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