●短期見通しゴム、減産期だが通商リスクが上値圧迫=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 360〜380円のボックス上限を試していたのが、一転して下限を試す展開になっ
ている。減産期手掛かりとした買いから、需要不安の売りにテーマがシフトしている。
トランプ米大統領は、3月4日に中国に対する関税の税率を10%からさらに10%引
き上げる方針を示している。米中対立激化が警戒されている。産地が減産期入りしてい
ることが下値を支えるが、このまま需要不安の織り込みが続くと350円水準まで下値
が切り下がる。来週は中国全国人民代表大会(全人代)の開催を控えていることがイベ
ントリスクになる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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