●論点解説ゴム、中国経済に働く強弱双方の力=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 今週は中国経済の評価に強く依存する展開が想定される。3月4日、トランプ米政権は
中国に対する関税を2月の10%からさらに10%上乗せする計画になっている。実際
に追加関税が発動されれば、中国政府は間違いなく何らかの報復措置を講じることにな
る。一方、3月5日には中国全人代が開幕する。今年の経済成長目標は昨年と同様に
5%前後に設定される見通しであり、その目標達成のために景気刺激策が打ち出される
のが確実視されている。通商リスクで売り込むのか、景気刺激策期待で買い進むのか、
中国経済を巡る評価に強く左右される地合が想定される。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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