●論点解説ゴム、通商リスクの織り込み継続=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 通商リスクの上値圧迫が続いている。3月4日にトランプ米政権はカナダ、メキシコ
からの輸入品に25%、中国からの輸入品に追加で10%の関税を課すと発表した。中
国政府は直ちに米国産農産物の輸入に10〜15%の関税を課す報復を発表している。
カナダも報復関税を発表している。ゴム市場の目線だと、自動車市場の混乱が警戒され
る。世界の自動車生産のサプライチェーンは複雑に絡み合っているが、中国とメキシコ
に対する関税は、自動車生産のサプライチェーンに不測の混乱を引き起こす可能性があ
る。自動車市場に混乱が生じれば、新車用タイヤ需要環境にも大きな混乱が生じる可能
性がある。産地が減産期入りしている分だけ、他の産業用素材市況と比較すると下値が
固いが、需要リスクの上値圧迫が続きやすい。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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