LME市況=全面高、米政権による対メキシコ輸入関税の延期を受け

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物            3カ月物
    アルミ        2,708.39  +    42.51     2,697.00  +    38.50
    アルミ合金      2,509.25  +    48.25     2,459.00  +    50.00
     銅         9,747.77  +   160.85     9,734.00  +   149.00
    ニッケル      16,084.57  +   401.97    16,298.00  +   397.00
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 アルミ3カ月物は続伸。対メキシコ輸入関税発動の延期、銅高が強気材料となった。
2664.50ドルでの寄り付き後に浮上したが、しばらく2682〜2690ドルの
限られたレンジ内での高下となった。終盤に浮上したものの2700ドルが上値抵抗線
として意識され、2月21日以来の高値となる2703.50ドルに達し、堅調な値動
きとなったが、終値ベースでの2700ドル台乗せには至らなかった。
 銅3カ月物は続伸。9568ドルで軟調に取引を開始。アジア時間序盤にアジア株高
を受けて9600ドル台に浮上したものの、9640ドルを上値抵抗線とするもちあい
がしばらく続いた。終盤を迎えると米トランプ政権が米国・メキシコ・カナダ協定
(USMCA)適合品に対するメキシコからの輸入品に対しては関税発動を4月2日ま
で延期する、と発表したことを受けて急速に上値を探る足取りに転じ、引け間際に昨年
11月5日以来の高値となる9739ドルの高値を記録。高値圏を維持したまま引けを
迎えた。
 ニッケル3カ月物は反発。1万5910ドルで取引を開始した後は引けにかけて上値
を探る足取りを展開。米政権による対メキシコ輸入関税の延期やこれを受けた他非鉄貴
金属の堅調が買い支援要因となった。1万6340ドルの高値に達したところで転売が
見られたが、400ドル近い上げ幅を維持して終えた。
今日の材料
・6日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。
・中国上海総合指数は続伸、39.13ポイント高の3381.10ポイント。
・欧州株はまちまち。英FTが下落。独DAX、仏CACは上昇。
・米週間新規失業保険申請件数 結果 22.1万件 予想 23.5万件 前回 24.2万件
・ドルは下落。ドル円は1ドル=147.20円台まで下落。ユーロドルは1ユーロ=1.0854
 ドルまで上昇し、昨年11月6日以来の高値をつけた後、上げ幅を削るも6日の終値水準
 で堅調。
・米国株は大幅反落。ニューヨークダウは427.51ドル安。ナスダック指数は483.48
 ポイント安(2.61%低下)。午前6時10分時点の暫定値。
・ニューヨーク貴金属は上昇。ニューヨーク原油は小反発。
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