アジア株 香港株プラ転・上海株下げ帳消し、政策期待が支え 豪州株はトランプのせいで大幅安 東京時間14:02現在 香港ハンセン指数 24489.57(+119.86 +0.49%) 中国上海総合指数 3381.33(+0.23 +0.01%) 台湾加権指数 22615.50(-99.93 -0.44%) 韓国総合株価指数 2571.65(-4.51 -0.18%) 豪ASX200指数 7950.20(-144.51 -1.79%) インドSENSEX30種 74509.06(+168.97 +0.23%) アジア株はまちまち。 反落して始まった香港株はプラス転換、上海株は下げをほぼ帳消し。政策期待が支えとなっている。中国財務相は国内外の課題に対応するための「十分な」財政政策手段と余地を持っていると述べた。中国人民銀総裁は適度に緩和的な金融政策を実施し適切な時期に預金準備率を引き下げるとしている。政府は今年も成長目標を強気の「約5%」に設定しており、達成に向け大規模な支援策が期待される。中国全人代は11日に閉幕する。 韓国、台湾、豪州は下落。トランプ関税発言に左右される日々が続き投資家は疲れ切っている。米景気先行き不安で米株は再び下落しているが、トランプ氏は「株式市場の動向は気にもしていない」とコメントしている。トランプ米政権は来週、すべての鉄鋼とアルミニウムに対する25%の関税を発動する方針だ。 米中対立とアルミ関税、原油安と、トランプのせいで豪州の信頼感は悪化、景気先行き不安は高まるいっぽうだ。豪州株は6営業日続落。週末を前に売りが強まり大幅安、昨年9月以来の安値をつけている。為替相場でも豪州が弱い。豪ドルは対円、ドル、ユーロ、ポンド、カナダドル、NZドル全てに対し下落している。
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