ゴム午前＝上海高や円安を受け総じて反発、ただ８月限は３４０円で戻り鈍る
【市況】 ゴムＲＳＳ３号は、総じて反発。寄り付きでは、上海夜間高や１ドル＝１４８円台前 半の円安を好感し、買いが先行する限月が目立った。だが、中盤に入ると、日中取引の 上海ゴムが上げ渋りを見せたことから、戻りが鈍くなる限月が目立っている。活発限月 の８月限は、節目の３４０円で切り返されている。ＴＳＲ２０は、出来ず。 午前１１時４４分現在のＲＳＳ３号は前営業日比６．６円安〜３．６円高。活発限月 の８月限は同３．２円高の３３８．２円、期先２６年２月限は同６．６円安の３４４． ９円、推定出来高は２２２枚（前日夜間取引含む）。 【８月限は３４０円で失速】 今日午前のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、上海高や円安を手掛かりに反発となっている。 また、昨日まで５日連続陰線となったことに対する、調整の買いも入っている。ただ、 戻りは、節目の３４０円で抑えられており、積極的に安値を拾うような動きはみられな い。 テクニカル的には、昨日が４日連続陰線の後、下ヒゲが長い陰線となったことで目先 の下値達成感が広がり、今日は買いが入りやすい。ただ、午後に入っても、節目の３４ ０円の手前で戻りが抑えれるなら、明日以降、再度、下攻めとなりそうだ。 【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】 シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号は出来ず。ＴＳＲ２０は総じて売りが優勢とな り、０．７セント安〜０．１セント高で推移している。 上海ゴムは夜間取引の軟調な展開なっている。午前１１時００分現在、指標限月の２ ０２５年５月限は、前営業日比１００元高の１万７１７０元で推移している。 MINKABU PRESS
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