−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 貴金属の相場表(帳入値と前営業日比) 2025/04 2026/02 ドル建て現物価格 15:45 現在 金 13,894 +188 13,963 +147 : 2,913.04 +13.48 銀 151.0 +1.0 155.0 +3.0 : 3,274.00 +55.00 プラチナ 4,666 +164 4,555 +87 : 979.60 +22.64 パラジウム 4,500 0 4,500 0 : 941.81 +0.63 ====================================== 15:45 現在 前営業日比 15:45 現在 前営業日比 ドル・円相場 148.10 +0.87 ユーロ・ドル相場 1.0901 +0.0035 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【市況】 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが大幅反発。ニューヨーク高と円安を受け て買い優勢で始まった。序盤の買い一巡後は上げ一服となったが、円安再開やドル建て 現物相場の堅調を受けて上値を伸ばした。先限は正午に95円高で推移。午後は終盤に 幾分、上げ幅を縮小も堅調に推移。期近中の4本は3ケタ高。期近ほど上げ幅が大き く、逆ザヤが拡大。 パラジウムの商いは成立しなかった。 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが87〜164円高、プラチナスポットが 164円高、パラジウムが変わらず。 推定出来高は、プラチナが8809枚、プラチナミニが714枚、プラチナスポット が1630枚、パラジウムが0枚。 【プラチナは買い戻しが活発化もよう】 プラチナは昨日、期先2本が一代安値を更新。今日、金とともに反転したことで買い 戻しが増えたもよう。先限は午前中に4570円まで上げ幅を拡大し、今月7日以来の 高値をつけた。金が前日の上げ幅を上回る上昇となったこと、日経平均株価の反発と他 市場が堅調に推移し、利益確定の買い戻す動きが活発化したもよう。 プラチナ市場はトランプ関税の影響から自動車業界の先行き不透明感が圧迫要因にな った。ただ金がドル建て現物相場が2900ドル割れが短期間で終了したことはプラチ ナ市場に追い風となった。 今夜は2月の米消費者物価指数(CPI)が発表される。トランプ関税の不透明感か ら今月に入り、米国株は売り圧力が強い。CPIがインフレ鈍化を示し、米株式市場に 買い安心感が広まれば、ニューヨーク・プラチナ相場の押し上げ要因となる。 【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】 ドル建て現物相場は、堅調。朝方の979.72ドルから、買い戻されてジリ高とな り、午前11時に983ドル台まで上昇。その後、上げ幅を縮小したが、980ドル割 れはなく、午後になり、再上昇となった。984.70ドルをつけ、2月19日以来の 高値をつけた。 MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。