金相場は13日引け後に3000ドルの大台に乗せた。引き続き通商問題に対する警 戒感が強い。12日にトランプ米政権は鉄鋼・アルミに対する関税を発動したが、その 後は米欧がともに関税の応酬を行うリスクが高まっている。欧州は米国産ウィスキー、 米国は欧州産ワインに対する報復の可能性を示唆している。関税の応酬が始まると、予 見可能性は一段と乏しくなる。トランプ大統領は4月2日に相互関税を発動する方針に 変化はないとしている。過去最高値を更新しているが、2月下旬の調整局面を経て、過 熱感は限定されている。各国の利下げ期待強化を受けて、金上場投資信託(ETF)に 対する資金流入傾向も目立つ。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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