[今夜の視点]シカゴコーン=今後は月末の作付意向面積が焦点へ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引は堅調、5月限は460セント台前半で堅調に推移してい
る。14日は後述するように、デイリー報告での大口輸出成約など強材料が出たもの
の、それには反応薄となった。3月当限の急落納会で旧穀限月は今後のサヤすべりが意
識された。今後は3月末の作付意向面積が焦点となるが、今年の場合は作付面積拡大観
測が強いため、どの程度前年実績を上回るのかが注目点となる。

 14日のシカゴは期近から反落。デイリー報告で大口輸出成約が発表されたが、この
日3月当限が急落したことや4月から本格化する米国産の作付面積拡大見通しに圧迫さ
れた。また小麦安も嫌気された。

 5月限は456.50セントまで下落した後、引けも458.50セントと、460
セント台に届かなかった。

<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 小売売上高 2025年2月(商務省)
【経済】 21:30 製造業景況指数 2025年3月(ニューヨーク連銀)
【経済】 23:00 企業在庫 2025年1月(商務省)
【農産】 3/18 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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