シカゴ大豆の夜間取引は小幅安。5月限は1010セント台中盤のもみ合いとなって いる。前日は穀物高にも週間輸出検証高や全米加工業者協会(NOPA)の圧砕高が低 調だったことで、期近がそれに追随できなかった。 ただ今後は前年からの減少が予想される月末の米国産作付意向面積に焦点が移って来 るため、米中の貿易摩擦が囃されるような状況とならなければ、比較的下値が堅くなる 可能性もある。 前日のシカゴは小幅まちまち。期近3本は小幅安。穀物が小麦主導で上昇したことに 支援されたものの、期近は週間輸出検証高が64万トン台と前週を大きく下回り低調だ ったことで上値が重くなった。 注目されたNOPAの2月の大豆圧砕高も1億7790万Buと、事前予想を下回っ たうえ、前月の2億0040万Bu、前年同月の1億8620万Buも下回り低調だっ た。 5月限は1021.75セントまで上伸した後、引けは1015.50セントだっ た。 <今夜の予定> ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】 19:00 貿易収支 2025年1月(EUROSTAT) ◆ ドイツ ◆ 【経済】 19:00 景況感指数 2025年3月(ZEW) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 21:30 住宅着工・許可件数 2025年2月(商務省) 【経済】 21:30 輸出入物価指数 2025年2月(労働省) 【経済】 22:15 鉱工業生産・設備稼働率 2025年2月(FRB) 【経済】 連邦公開市場委員会(FRB) 【工業】 3/19 05:30 週間石油統計(API) ◆ カナダ ◆ 【経済】 21:30 消費者物価指数 2025年2月(カナダ統計局) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。