金相場は18日の取引で急伸し、過去最高値を更新している。3000ドル到達後の 持ち高調整の動きは広がりを見せず、早くも上値を切り上げている。直接的なきっかけ は、中東情勢の不安定化だ。米軍がフーシ派を攻撃したのに続き、イスラエルはガザ地 区やシリアで大規模な空爆を実施している。この二つの動きが連動しているのかは不透 明だが、先行き不透明感が強くなっている。米ロ首脳会談ではウクライナを巡る緊張緩 和に向けた取り組みが確認されているが、停戦につながるのかは依然として大きな不透 明感を抱えている。通商リスクに地政学リスクが加わったことで、金相場の上昇エネル ギーが強化されている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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