●今夜のシナリオ穀物、方向性を打ち出しづらい=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 アジアタイムは小麦が軟調だが、トウモロコシと大豆は小動きになっている。通商リ
スクの織り込みが一服しているが、逆に積極的に買いポジションを構築していくまでの
動きはなく、決め手を欠いている。通商リスクをさらに高めていくような動きがみられ
ると、450セントの節目が意識されよう。一方、下げ渋る展開が続くと持高調整で買
いが膨らむ可能性がある。ただし、ここ数日は売買が交錯気味であり、明確な方向性を
打ち出しづらい。新穀の天候相場入りは時期尚早か。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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