[今夜の視点]シカゴ大豆=強弱感が交錯、今夜はFOMCに注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は小じっかりとした展開。。5月限は1010セント台前半の
もみ合いとなっている。
 現状は米中の報復合戦による貿易摩擦懸念に上値を抑えられる一方、今年の米国産の
作付面積縮小観測に下値を支えられる動きとなっており、やや強弱感が交錯している。
 今夜は引け後に連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文が発表されるが、それを受
けたドルの動きなどが注目されよう。
 前日のシカゴは下落。この日は小麦主導での穀物高が一服したことで、米中の報復関
税合戦による今後の輸出需要低迷懸念が上値を抑えた。ただ今年の米国産の作付面積減
少観測が下値を支えて下げ幅は大きくなかった。

 5月限は1011.25セントまで下落した後、引けは1012.75セントだっ
た。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 19:00 消費者物価指数 2025年2月確報(EUROSTAT)
◆ アメリカ ◆
【経済】 20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】 連邦公開市場委員会(FRB)
【経済】 3/20 03:00 FOMC声明文公表(FRB)
【経済】 3/20 05:00 対米証券投資 2025年1月(財務省)
【工業】 23:30 週間石油統計(EIA)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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