●レビュー穀物、コーンは輸出堅調で期近高=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 19日のシカゴトウモロコシ先物相場は前日比3.25セント高の462.00セン
ト、小麦先物相場は同1.50セント安の563.50セント、大豆先物相場は同
4.50セント安の1008.25セントとなった。トウモロコシは、期近高・期先安
となった。トルコの輸入割当の動きが好感され、期近は上昇した。しかし、期先は今年
の作付面積増加観測も強く、上値が重かった。大豆は南米産の収穫期を迎えて、調整売
りが優勢だった。
 20日のシカゴトウモロコシ先物相場は前日比7.00セント高の469.00セン
ト、小麦先物相場は同6.25セント安の557.25セント、大豆先物相場は同
4.75セント高の1013.00セントとなった。トウモロコシは期近高・期先安に
なった。良好な輸出成約高から旧穀は買い優勢の展開になった。しかし、新穀は通商リ
スクや作付面積拡大見通しに上値を圧迫された。大豆は期近高・期先安とまちまちに。
輸出成約高は低調だったが、持高調整が中心だった。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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