●レビュー金、FOMC前後で小幅高=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 19日のニューヨーク金先物相場は、前日比0.40ドル高の3041.20ドル。
引け後に米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表を控えて、持高調整が中心だっ
た。過去最高値を更新しているが、小動きだった。引け後は米金利低下を手掛かりに改
めて買いが膨らみ、さらに高値を更新している。FOMCでは、年内2回利下げ見通し
が維持されたが、量的引き締め(QT)の減速が発表されている。
 20日のニューヨーク金先物相場は、前日比2.60ドル高の3043.80ドル。
FOMC後の米金利低下圧力を受けて、底固く推移している。当局者が年内2回の利下
げ見通しを維持したことが好感されている。また、先行き不透明感の強さが指摘されて
いることもポジティブ。中東でイスラエル情勢が緊迫化していることもあり、過去最高
値更新が続いた。ただし、為替はドル高に振れたことで、上げ幅は限定された。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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