アジア株上昇 モルスタとゴールドマンは中国株に強気 豪CPI伸び鈍化で利下げ期待復活 東京時間14:03現在 香港ハンセン指数 23405.11(+60.86 +0.26%) 中国上海総合指数 3375.97(+5.99 +0.18%) 台湾加権指数 22277.93(+4.74 +0.02%) 韓国総合株価指数 2644.31(+28.50 +1.09%) 豪ASX200指数 7998.00(+55.54 +0.70%) インドSENSEX30種 77969.44(-47.75 -0.06%) アジア株は軒並み上昇、トランプ関税懸念が緩和。ただ、4月2日まで油断できない。トランプが何を言い出すかわからない。 トランプ米大統領は相互関税について「相互的よりは寛大なものになるだろう、相互的とすれば人々にとって非常に厳しいものになる」と発言した。ただ一方で、トランプが「数週間以内」に銅の輸入関税を実施する可能性があり、当初予定していたよりも早くなる見通しとの報道が伝わっている。 香港株は小幅反発。きのうはシャオミ株の下げやアリババ会長のAIデータセンター建設のバブル警告を受け大幅下落した。その反動でシャオミやJDドットコム、バイドゥ、レノボ、ネットイース、快手科技、アリババなどハイテク関連を中心に買い戻されている。 上海株は小幅高。米中関係悪化が懸念されている一方、政府の景気支援策は引き続き材料視されている。米金融機関の強気見通しも好感されている。 米ゴールドマンサックスとモルガンスタンレーは中国株に強気だ。モルスタはこの1カ月で中国株の目標を再度引き上げ、香港株も引き上げた。ゴールドマンは中国株への投資家の関心レベルが2021年初頭以来おそらく最高水準にあると指摘。 豪州株は今月7日以来の高値。月次CPIが予想を下回ったことで追加利下げ期待がやや復活。豪州2月の消費者物価指数は2.4%と前回の2.5%から伸びが鈍化、市場予想も下回った。刈り込み平均も2.7%と前回から鈍化した。
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