−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 現物 3カ月物 アルミ 2,517.73 - 17.88 2,533.00 - 14.50 アルミ合金 2,577.00 - 2.00 2,559.00 0.00 銅 9,658.68 - 91.01 9,710.00 - 84.50 ニッケル 15,698.35 - 460.54 15,918.00 - 462.00 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− アルミ3カ月物は続落。2552.50ドルで小高く寄り付いた直後に2560. 50ドルの高値を付けたが、その後はトランプ関税を受けて高まる貿易戦争懸念から値 を落とした。しばらく2540ドル割れに抵抗を見せる値動きが続いていたが、トラン プ関税に対する警戒感から欧州株が軟調となったこともあって米国の時間帯を迎えると 下値指向を強め、一時、今年1月9日以来の安値となる2525ドルまで下落。安値で は買い戻されたものの、終値ベースでも今年1月9日以来の安値を記録する低調な商い となった。 銅3カ月物は続落。9791ドルで小安く取引を開始。その後は、トランプ関税を受 けた貿易戦争懸念やアジア株安を受けて売り優勢となって値位置を落とした。アジアの 時間帯後半に買い戻されたものの、戻り待ちの売りに値を落とした。米トランプ政権に よる4月3日に発動される見通しの米国の自動車輸入関税などを始めとするトランプ関 税が各国に与える影響が警戒された。米国の時間帯を迎えると一段安となり、この日の 安値となる9679.50ドルまで軟化。今月12日以来の安値まで値を落としたこと で安値では買い戻す動きが見られたが戻りは弱く、この日の安値圏で引けを迎えた。 ニッケル3カ月物は大幅反落。1万6295ドルで軟調で取引を開始した。その後 は、1万6405ドルまで上昇したが、トランプ関税に対する警戒感から他非鉄貴金属 が値を落とすなか、売り優勢で運ばれ、一時は3月5日以来の水準まで下落。安値を買 い戻す動きも乏しく400ドルを超える下げ幅を記録する暴落で終了。 今日の材料 ・31日のアジア太平洋株式市場は軒並み下落。 ・中国上海総合指数は続落、15.56ポイント安の3335.75ポイント。 ・欧州株は下落。トランプ関税のさらなる脅威を手掛かりに通商摩擦の影響を受けや すい銘柄が売られた。鉱業、自動車、旅行関連銘柄が軟調。 ・3月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)結果 47.5 予想 45.6 前回 45.5 ・ドルは堅調。ドル円は一時1ドル=150円台前半まで上昇。150円台は維持できなか ったが、149.90円台でニューヨーク時間の大方の取引を終了。ユーロドルは1ユー ロ=1.0849ドルまで上昇し、3月24日以来の高値をつけた後、軟化。底堅く推移。 ・米国株はまちまち。ニューヨークダウは大幅反発となり、417.86ドル高で引けた。 ナスダック指数は小幅続落。23.70ポイント安(0.14%)の低下。 ・ニューヨーク貴金属は銀を除き上昇。金は高値更新。ニューヨーク原油は大幅反発。 MINKABU PRESS
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