−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/05 1,023.00 1,031.50 1,013.25 1,014.75 - 8.25 2025/07 1,036.50 1,045.75 1,027.00 1,028.25 - 9.00 2025/08 1,032.25 1,041.75 1,024.75 1,026.00 - 8.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 313,367 231,772 853,607 (+ 3,823) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(3月27日までの週) 大 豆:79万3250トン(前週改定値:82万7306トン) *米農務省発表の作付意向面積 大豆:8349.5万エーカー(事前予想:8376万エーカー) *米農務省発表の穀物四半期在庫(3月1日現在) 大豆:19億1003万7000Bu(事前予想:18億9500万Bu) *米気象庁発表の6−10日予報(4月6日−4月10日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は揃って反落。終値の前営業日比は9.75〜4.75セント安。中心限月の5 月限は8.25セント安の1014.75セント。 米農務省(USDA)発表の作付意向面積は事前予想通りの縮小となったことで材料 を織り込む一方、四半期在庫が増加していたことが弱材料視された。特に米中貿易戦争 によって今後の米国の中国向け大豆輸出が不安視されるなかでの在庫増だったことが 弱気ムードを高める要因となった。 5月限は1023セントで取引を開始した後は、作付面積縮小観測を手掛かりにした 買いを受けて浮上し一時は1031.50セントの高値まで浮上し、シカゴの時間前半 まで1026セントを下値支持線とする高もみとなった。ただ、作付意向は縮小しなが らも四半期在庫が増加したことが弱材料視されてシカゴの時間帯後半に急落に転じ、そ の後は終盤にかけて下値を探る足取りを展開。引け間際に1013.25セントの安値 を付けた後、安値に近い水準で引けを迎えた。 米農務省(USDA)発表の3月27日までの大豆週間輸出検証高は79万3250 トンで前週改定値の82万7306トンを下回った。累計輸出検証高は4073万 0524トンと前年同時期の3708万2586トンを約10%上回っている。 米農務省(USDA)発表の25/26年度の大豆作付意向面積は前年度の作付面積 8705万エーカー、事前予測の平均8376万エーカーを共に下回る8349万 5000エーカーだった。 3月1日時点の米大豆四半期在庫は、前年同期の18億4482万4000Bu、 事前予想の18億9500万Buを共に上回る19億1003万7000Buだった。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは、30日には寒冷前線の影響で、コーンベルト南部および東部では 雹や強風が発生していたが、現在は低温のなか降雨は発生していない。ウィスコンシン 州北部およびミシガン州では暴風雪の影響で4分の1以上の世帯で停電している。 寒冷前線の影響でアトランタ州中部および南東部の州では荒天となるもよう。プレー ンズ中部上空には4月1日あたりから低気圧が広がるもよう。この低気圧は4月3日ま でにはスペリア湖付近に位置する見込みで、これに伴いプレーンズの一部地域、中西部 では荒天になるだろう。この間はプレーンズ北部および中西部北部では降雪のほか、5 日間で100〜200ミリ程度の降雨がプレーンズ南東部からオハイオバレーにかけて の地域で発生すると予想される。6日間予報については、4月5〜9日にかけてアリゾ ナ州からダコタ州にかけて気温は平年を下回るだろう。また、五大湖周辺地域での雨量 は平年を上回る見通し。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは全体的に気温は低めのなか、降雨は発生しない模様。31日の最高気 温はノースダコタ州東部で4℃程度、テキサス州の多くの地域では21℃程度が見込ま れる。現在、広い範囲に渡る土壌水分の乾燥が冬小麦にどの程度の影響を与えるか、注 視されている。一方、南部ではミシシッピーバレー南部からアパラチア南部にかけての 地域で荒天となっているが、他の地域では高温で温暖な天気となっている。テキサス州 南部および中部で最近作付された穀物はまとまった降雨を受けて土壌水分が回復し、 生育環境が改善している。 大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に大豆の軟調な足取りに追随した。ただ、大豆油の 下げ幅は原油高を受けて限られたものにとどまった。 大豆粕の期近5月限は前日比0.80ドル安の292.70ドルで終了。 今日の材料 ・米中西部では荒天や低温が広がり一部地域では停電が発生。 ・米プレーンズでは広い範囲で土壌水分が乾燥傾向。 ・米小麦産地および中西部の一部地域では低気圧の影響で今後天気は悪化へ。 ・3月27日までの大豆週間輸出検証高は79万3250トンで前週改定値の82万 7306トンを下回る。 ・米24/25年度の大豆作付意向面積は前年度の作付面積8360万エーカー、 事前予測の平均8630万9000エーカーを共に上回る8651万エーカー。 ・3月1日時点の米大豆四半期在庫は、前年同期の18億4482万4000Bu、 事前予想の18億9500万Buを共に上回る19億1003万7000Bu。 MINKABU PRESS
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