きょうの為替市場、ドル円は戻り売りが優勢となっており、一時149円台前半まで下落する場面が見られた。前日は予想を上回る米経済指標をきっかけに先行き不透明感が一服し、150円台を回復していた。しかし、滞空時間は短く、再び149円台に押し戻される展開。明日のトランプ関税の発表を前に警戒感は根強く上値には慎重なようだ。 一部からは、関税措置がハード、ソフトのどちらの結果なるにしても、ドル円は下落のシナリオとの見方が出ている。貿易戦争がエスカレートするようなハードな結果となれば、株安と伴にリスク回避の円高がドル円を圧迫。一方、想定よりも影響が少ないソフトな結果になったとしても、ドル円は下落の可能性があると指摘している。 今年の米経済パフォーマンスは日本を上回る可能性は高いものの、粘り強いインフレにもかかわらず、景気後退に備えて利下げ期待を温存させているFRBと、関税の影響が少なければ利上げを継続したい日銀との差はドル円の上値重くする。ドルに昨年ほどの強さはなく、循環的にドル円は年初来の下げトレンドに戻る可能性が高いという。 このあと日本時間23時にISM製造業景気指数と米求人件数の発表が控えている。数字に反応し易い地合いになっていることから要注目となる。 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は150円に観測されている。 1日(火) 150.00(19.0億ドル) 150.03(4.5億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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