−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 現物 3カ月物 アルミ 2,420.48 - 45.07 2,448.00 - 42.50 アルミ合金 2,571.00 - 2.00 2,559.00 0.00 銅 9,319.27 - 334.46 9,366.50 - 334.00 ニッケル 15,520.27 - 227.88 15,732.00 - 232.00 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− アルミ3カ月物は続落。2480ドルで小安く取引を開始した直後にさらに値を落と し2450ドルを割り込んだ。米トランプ政権による相互関税の発動と自動車関税の引 き上げ発表が世界経済に与える影響が警戒されるなか、その後も上値を抑制される動き が続き、終盤に2445ドルの安値まで軟化。安値で買い戻されたものの、戻りは限ら れ、この日の安値圏で終了。 銅3カ月物は暴落。9650ドルで値を落として取引を開始した後も終盤まで下値を 探る足取りを展開。トランプ政権が相互関税及び自動車の輸入関税引き上げを発表した ことで世界経済停滞に対する警戒感が強まるなか売り優勢となった。取引直後に値を落 としながらも欧州の時間帯を終える頃までは9520ドルが下値支持線として意識され た。しかし米国の時間帯を迎えると下値指向を強め引け間際には3月3日以来の安値と なる9330.50ドルまで下落。安値からの戻りは鈍く、300ドルを超える下げ幅 を維持したまま終了。 ニッケル3カ月物は大幅続落。1万5950ドルで小安く取引を終えた後に値を落と しながらも米国の時間帯を迎えるまでは1万5700〜1万5800ドルのレンジ内で 高下。米国の時間帯を迎えると他非鉄貴金属の軟化を受けて値を落とし、1万5690 ドルの安値まで軟化し、安値からの戻りも限られるなか引けを迎えた。 今日の材料 ・3日のアジア太平洋株式市場は軒並み下落。 ・中国上海総合指数は小反落、8.12ポイント安の3342.01ポイント。 ・欧州株は大幅安。トランプ政権による相互関税の発表を受けて貿易摩擦の激化や 世界的な景気後退への懸念が強まり、リスク回避の売り注文が膨らんだ。 ・3月のISM非製造業景気指数 結果 50.8 予想 52.9 前回 53.5 ・米週間・新規失業保険申請件数 結果 21.9万件 予想 N/A 前回 22.5万件(22.4万件から修正) ・ドルは急落。ドル円は一時、1ドル=145円台前半まで下落。146円水準でニューヨ ーク時間の大方の取引を終えた。ユーロドルは昨年10月1日以来の安値となる1ユ ーロ=1.1146ドルまで下落。 ・米国株は暴落。ニューヨークダウは1679.39ドル安。ナスダック指数は1050.44ポイ ント安(5.97%低下)。 ・ニューヨーク貴金属、原油とも強固なトランプ相合関税を嫌気し、大幅安。 MINKABU PRESS
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