大豆週間展望=シカゴ大豆期近5月限は1020セントが抵抗線

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
              [4月7日からの1週間の展望]
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         週間高低(カッコ内は日付)            3月31日 〜4月4日
<東京一般>     始 値    高 値      安 値    終 値    前週末比
   先限         64,000     64,000        64,000     64,000     0
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<シカゴ>3日終値  前週末比   |<主要統計データ> (3月27日まで)
      25/5 1,011.50  -11.50  |輸出検証高 79万3,250トン
      25/7 1,026.25  -11.00  |輸出成約高:41万3,400トン
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 146.04円  前週末比 4.62円の円高
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【前週のレビュー】シカゴ大豆は作付け意向面積や相互関税の内容と反応の見極めが必
要。米中間の貿易戦争激化が上値圧迫要因だが、当面は1000〜1020セントのレ
ンジ内での高下になるのではないかとした。
【シカゴ大豆は中国向けの輸出減少不安が上値圧迫要因】
 シカゴ大豆5月限は今春の米国産大豆の作付縮小観測を受けて4月1日に上伸し3月
6日以来の高値となる1034.75セントまで浮上したものの、その後は軟化に転じ
て1020セントを割り込んでいる。
 米トランプ政権が相互関税を発表したことで、米国と他諸外国との貿易戦争の激化が
警戒されているほか、この関税を受けての世界景気後退への懸念が強まっている。特に
中国向けの輸出減少不安が強いことが上値抑制要因になっているため1020セントを
上値抵抗線にしての頭重い動きが続きそう。
 【東京大豆は新規売買は見込めず】
 東京大豆は、先限の総取組高ゼロ状態を継続。今後も新規売買は見込めず。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
 7日 独貿易収支 2025年2月(連邦統計庁)
    独鉱工業生産指数 2025年2月(経済技術省)
    ユーロ圏小売売上高 2025年2月(EUROSTAT)
    米週間穀物輸出検証高(USDA)
    米国産コーン・大豆作付け進度報告(USDA)
 8日 国際収支(経常収支) 2025年2月(財務省)
 9日 政策金利公表(NZ準備銀行)
    米FOMC議事録公表 3月18-19日(FRB)
10日 企業物価指数 2025年3月(日本銀行)
       ゴム指定倉庫在庫(大阪取引所)
    中国消費者物価指数 2025年3月(国家統計局)
    中国生産者物価指数 2025年3月(国家統計局)
    米新規失業保険申請件数(労働省)
    米消費者物価指数 2025年3月(労働省)
    米財政収支 2025年3月(財務省)
    米週間穀物輸出成約高(USDA)
11日 上海ゴム指定倉庫在庫(上海期貨交易所)
    独消費者物価指数 2025年3月確報(連邦統計庁)
    英貿易収支 2025年2月(国立統計局)
    英鉱工業生産指数 2025年2月(国立統計局)
    米生産者物価指数 2025年3月(労働省)
    米消費者信頼感指数 2025年4月速報値(ミシガン大)
    建玉明細報告(CFTC)
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    ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。







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