−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (25/ 7) 906.9 928.0 878.3 905.9 - 8.7 (25/10) 926.8 940.5 890.7 917.0 - 9.8 パラジウム (25/ 6) 890.00 922.50 870.50 888.00 - 19.60 (25/ 9) 910.00 929.00 883.50 898.80 - 19.00 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 53,876 48,429 82,210 (- 619) パラジウム 9,708 7,117 21,066 (+ 643) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 37,965.60 - 349.26 前日 146.93/95 1.0935/37 ・ナスダック 15,603.26 + 15.47 本日 147.82/84 1.0904/06 ・10年米国債利回り 4.16 + 0.16 ・NY原油 (25/ 5) 60.70 - 1.29 ・SPDR保有金残高 932.80 - 3.44 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は続落。前日比はプラチナが11.9〜7.0ドル安、 中心限月の7月限が8.7ドル安、パラジウムが19.60〜16.50ドル安、中心 限月の6月限は19.60ドル安。 プラチナ7月限は続落。時間外取引では、トランプ米大統領が強硬姿勢を維持し、リ スク回避の動きが拡大したことを受けて売り優勢となった。株安が一服すると、買い戻 されたが、貿易戦争の激化に対する懸念を受けて戻りを売られた。欧州時間に入ると、 もみ合いとなった。日中取引では、買い戻される場面も見られたが、金軟調を受けて戻 りを売られた。 パラジウム6月限はリスク回避の動きや他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となっ た。 プラチナ7月限は時間外取引を878.3〜928.0ドルのレンジで推移し、前日 比4.7ドル安の909.9ドルとなった。7月限は安寄りしたのち、トランプ米大統 領が強硬姿勢を維持し、リスク回避の動きが拡大したことを受けて売り優勢となった。 株安が一服すると、買い戻されたが、貿易戦争の激化に対する懸念を受けて戻りを売ら れた。欧州時間に入ると、もみ合いとなった。 日中取引では、買い戻され、926.2ドルまで上昇した。その後は、貿易戦争の激 化に対する懸念や金軟調を受けて戻りを売られ、902.1ドルまで下落した。 トランプ米大統領は、関税による経済的影響について「何も下がってほしくないが、 何かを直すためには薬を飲まなければならないこともある」とした。関税撤廃を否定し たことを受けてリスク回避の動きが拡大した。また中国が対米報復関税を撤回しなけれ ば、9日から中国に対し50%の追加関税を課すと表明した。一方、欧州連合(EU) は、一部の米国輸入品に対する報復関税の徴収を来週から開始すると発表した。ホワイ トハウス国家経済会議(NEC)のハセット委員長が、中国を除く全ての国に対する関 税の90日間停止を検討していると報道されたが、ホワイトハウスはフェイクニュース として否定した。 パラジウム6月限は、時間外取引を870.50〜915.00ドルのレンジで推移 し、前日比1.60ドル安の906.00ドルとなった。6月限は安寄りしたのち、リ スク回避の動きを受けて売り優勢となったが、株安が一服すると、買い戻し主導で上昇 した。欧州時間に入ると、押し目を買われた。 日中取引では、買い戻されて922.50ドルまで上昇した。その後は、貿易戦争の 激化に対する懸念た他の貴金属の軟調を受けて戻りを売られ、887.00ドルまで下 落した。 4日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの63万0614オ ンス、パラジウムは同変わらずの7万8876オンス。 今日の材料 ・2月の独鉱工業生産指数は前月比1.3%低下、前年比4.0%低下した。前月は前 月比2.0%上昇、前年比4.6%低下。 ・2月のユーロ圏小売売上高は前月比0.3%増となった。5カ月ぶりのプラス。市場 予想の0.4%増)は下回った。EU全体では0.2%増だった。 ・欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長は、EUは工業製品につい て双方が関税をゼロにする「ゼロ対ゼロ」の関税協定を交渉する用意があると表明し た。 ・4月のユーロ圏投資家センチメント指数はマイナス19.5と、3月のマイナス 2.9から大幅に悪化し、2023年10月以来の低水準を記録した。トランプ米大統 領が発表した関税措置を巡る懸念が響いた。 ・欧州連合(EU)は、一部の米国輸入品に対する報復関税の徴収を来週から開始する と発表した。同時に、EU加盟国の貿易担当相らは、トランプ米大統領が発表した関税 措置を報復ではなく交渉により撤廃することを望むことで合意した。 ・トランプ米大統領は中国が対米報復関税を撤回しなければ、9日から中国に対し50 %の追加関税を課すと表明した。 ・米連邦準備理事会(FRB)のクーグラー理事は、最近の財(モノ)およびサービス のインフレ上昇の一部は、トランプ政権の政策による今後の影響を「見越したもの」で ある可能性があるとの認識を示した。 MINKABU PRESS
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