プラチナ市況=プラチナは反発、現物相場の堅調や金上げ幅拡大につれ高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/04          2026/02    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         14,270   + 20    14,357  +145  : 3,013.26   -14.32
銀          142.0   -3.0     140.1  -0.1  : 3,006.00  + 22.00
プラチナ     4,356   +116     4,307  +126  :   929.78   + 6.98
パラジウム   4,400      0     4,400     0  :   921.72   + 7.41
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    147.40  +2.17  ユーロ・ドル相場   1.0990  -0.0017
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。円安を受けて買い優勢で始まっ
た。その後は、円安が一服したが、ドル建て現物相場の上昇を受けて堅調に推移。先限
は正午前に85円高で推移。午後に入ると、ドル建て現物相場が堅調推移、金の上げ幅
拡大につれ高となり、一時140円高となった。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが112〜132円高、プラチナスポットが
107円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが9840枚、プラチナミニが864枚、プラチナスポット
が2102枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限は4275円超えから買い戻しが増加か】
 プラチナ先限は午後、一段高で3ケタ高。12時半頃から一段高となり、4321円
まで上げ幅を拡大。昨日、長大陰線を引く下落となったが、前日の下げに対する半値戻
し水準の4275円超えとなったあたりから上げ幅を拡大した。4200円台後半から
4300円台前半での売り玉の買い戻しが増えたもよう。
 金が3ケタ高まで上げ幅を拡大の動きも買い戻し要因。ドル建て現物相場が長期波動
線の200日移動平均線(962ドル台)から30ドル以上、下の値位置にあり、売り
過剰感が強く、打診買いの動きがあってもおかしくない環境。取組高の増減を確認した
い。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の914.19ドルから、株安一服など
を受けて買い優勢となった。午前11時頃から緩やかな右肩上がりの展開となった。午
後に入り、930ドル台を試すまで上昇となった。
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